その昔、2つ年上の中学生の兄の部屋から聴こえてきたJUN SKY WALKER(S)。
「争いはいつも失うばかりで、悲しみはいつも俺を強くする」
まだ子供だったので、実感もなければ体験もしていないような内容の詩が、ドアを開けた隣の部屋から聴こえて来た時の衝撃。
大人になるにつれ、それらしい経験をしてはその度にこの歌を思い出す。
争いからは何も生まれず悲惨だけが残る。
悲しい体験は良くも悪くも自分が強くなる。
そして私の中に常にあるのはこの詩。
「大切にするものをひとつ抱きしめて、ぐらついた世の中を歩き続けよう」
これもジュンスカのですが、10代の頃からずっとずっと胸にあるのがこの言葉。
これさえあれば迷わないし、迷ったとしても戻れる。
もしくは前に進める。
自分の大切なものを見失わないように、忘れたら思い出すように。
ぐらついた自分がぐらついた世の中を歩き続ける為の私のお守り。
44歳、人生折り返し。(90歳まで生きる計算)
気持ちよく心地よく軽やかに生きたいものです。
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